ひよこの本棚

 とりあえず、少しずつ復活…。

銃姫 10・11

(高殿円、メディアファクトリーMF文庫J)

銃姫完結! 2冊同時刊行でお腹いっぱいです。
9巻表紙で、エル姉ちゃんのウェディングドレス姿を拝み、三角関係、最後に勝つのはエルなのか?と静かに驚愕したのですが、10巻表紙はアンブローシアのウェディングドレスでした。なんとなくホッ。でも両手に花か〜。男ってズルいよね←?
10巻の見所は、セドリックVSスラファト軍5万人、よりもルーカとの交流でしょう。闇の聖女を殺して等級を受け継いだとか、実はセドリックの父親だったとか、少しずつ秘密が明かされていった後も、ずっと本心がわからなかった彼。ただのロマンチストでした。聖女との約束を守り、最後までおいしいところを持っていった。思えば、『銃姫』を奪った彼を追いかけるために物語は始まったんだっけ。
その銃姫の正体に言及する前に、アンの本当の属性が明らかになる。光だと思ってたのですが、違ったなあ。アンにこだわる竜王の本当の理由があれなら、何故結婚式を行う必要があるんですか? 大義名分があったし、アン自身にも惹かれているようだったけど。読みが足りないのかな。
えーと、バロットと妹皇帝の関係が気になりました。皇兄と言われてた彼ですが、異母兄だったため、皇族ではなかったこと。多夫多妻制の帝国で、しかも最初の夫は兄弟から選ぶとあって、他の皇兄とその立場を争っているのかと思いきや、異父兄弟に限られるんだそうだ。幼いころの一番近い存在から一番遠い存在になった…。禁断愛!?と期待したのですが、発展どころか会話はありませんでした。最初の夫でなくても、二番目以降でも同父はダメなのか。同母が禁じられた昔の日本と違って、同父か〜。母親が黙ってれば、他人と一緒なのにさ。やはり愛人関係でなく多夫多妻制でも夫婦であるから父親ははっきりとわかるものなのかね。以上は単なる妄想でしたが、10年ぶりに姿を見せた皇帝の存在感がすごかったです。
11巻表紙はコスプレではありませんでした。つーか、最初から全部コスプレではない。セドリックは表紙になれなさそうという作者の言葉を信じていたのですが、やはり最後は主人公でいっとくか→花が足りないから3人にしちゃえ、とかそんな感じですか。三角関係のままみたいだよね。とりあえず、幸せになってよかったです。
同時期に発売されたプリハーとのつながり。パルメニアものは銃姫の世界が滅んだ後の話、とおぼろげながら示唆されていたのですが(星石とは心臓石のことではないかとか)、同じ名前がはっきりと出てくるのはプリハーからなんですよね。歴史は後退していて、星の時代のほうが神話っぽいですが。後の時代から見ると滅ぶことがわかっている結末なのだけど、息を詰めて見守ってしまいました。
最後の最後、アラベスカの母親の話で脱力。アラベスカ、今でも独身のままですか?

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■[感想][★★★★☆][高殿円]「銃姫11」

「これで、あなたとずっと一緒でいられる。あなたが死ぬときに、一緒に消えてなくなる。離ればなれになることもない。さびしいと感じることもない。私という存在が、あなたを永遠に生かし続ける。いのちの一部になれる。私は自信をもって言えるの。私は愛された。私は、にん
2010/01/05(火) 21:52:08 | ただ、それじゃ終われないでしょ!